普通、動的ルーティングって言ったら、RIPやらOSPFやらBGPやらを示すと思うんだ。
で、色々調べたんだけど、筆者の推測は以下。
執筆時現在(2014年10月8日)、
Azure上の仮想ネットワークゲートウェイが、RIPやらOSPFやらBGPやらをしゃべりそうな雰囲気は無い。単に、static routingを設定するだけのように見える。
だけど、コレ、
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn786406(v=office.15).aspx
とかを見ると、RIPとかOSPFが流せる、と解釈できそうな記述がある。
そもそも、動的ルーティングVPN(Dynamic Routing VPN)の前提となる、
ルートベースVPN(Route-based VPN)はRIPやOSPFを流せるモノらしい。
今や、ルートベースVPNの対義語となるポリシーベースVPNは主流ではなく、IKEv2といえば、ルートベースVPNであろうと。
暫定結論:おそらく、実装がまだ追いついていないだけ。筆者の推測に過ぎないけど、動的ルーティングVPN(Dynamic Routing VPN)は、将来RIPやOSPFやBGPが流せるようになるのだろう。だからそういう名前にした。実装がまだ追いついていないだけ。